『○○座はこういう性格』という思い込みを外す

1度は目にしたことがあるであろう星座占い

3/21~4/19生まれは牡羊座、牡羊座の性格は…というアレです。

私も昔から占いが好きで、占いページがある時は読んでいました。

西洋占星術を勉強し始めたきっかけも星座や天体に馴染みがあったからです。

勉強し始めの頃は楽しくて、この星座にはこういう性質があるというのを無我夢中で覚えていました。

勉強が進むにつれ難しくなってきて、途中で挫折をした時期もあります。

西洋占星術に出会って5年ほどですが、最近になって1つ疑問が出てきました。

それは、『○○座はこうです』というのは決めつけになってしまうのではないかということです。

ブログ、SNS上ではわかりやすく『○○座はこういう性格です』と表現することが多いですが、実際はそうでない場合もあります。

『蟹座は家庭的』『獅子座は派手』という表現をされますが、実際そうでないと感じる人もいますし、全員がそうというわけではありません。

私自身が決めつけられるのは苦手というのもあると思うのですが、

占星術以外にも色んなことを学んでいく中で、

これはこうだと決めつけることで逆にその人の思考や行動を制限してしまうのではないのかなと感じました。

『みんなが私のことを優しいっていうから優しくしなきゃ』とか『真面目って言われるから真面目でいなきゃ』と思ってしまう方も実際にいます。

これをやってしまうと、その人の心が解放されないなと思ったので、星座(サイン)について書くのはやめました。(やっても私の中で違和感が残りますし)

有料リーディングでは必要に応じてそのような表現をすることもありますが、お話を伺う+ホロスコープ全体を見ての結果です。

これからの時代は『○○座はこういう性格です』という思い込み、固定概念さえ外さなければいけないのかもしれません。



また人間は生年月日だけでなく、過ごしてきた環境の影響も大きく受けます。

ですから、たとえあなたが牡羊座(火)だったとしても、あなたの家族や過ごした環境が蟹座(水)ぽかったとしたら

あなたは牡羊座の性質が薄くなり、無意識に蟹座の性質を身につけているかもしれません。

どんな育てられ方をしてきたか、どんな環境で育ったかというのは大きく影響をします。

少し専門的な話をすると星座(サイン)だけでなく

月、太陽、水星などの天体同士の繋がり(アスペクト)それがどの分野で力を発揮するか(ハウス)など、全体のバランスを見なければいけません。

『こういう傾向はあるけど、そうじゃないところもあるよね』と柔軟に受け入れていただければなと思います。

そして、自分の中にある矛盾さえも楽しめるようになっていただければなと思います。

『○○座はこういう性格』というよりも、『こういう欲求を持ってる。だからこういう行動をしやすい』という風に捉えていただければなと思います。

このあたりは専門知識になりますので、講座をやる時に詳しく説明したいと思います。

○○座という部分にフォーカスしすぎて悩みが増えてしまった、こだわりすぎて抜け出せなくなってしまったという方がいましたら、一旦それは横に置いておいて「今の私はどうありたい?」と考えてみてくださいね。


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